どうも、すみとおる あお(@sumitoru_ao)です
前々から仕事をしていて抱えていたもやもや――
自営業(あるいは小規模な会社)と会社員で『費用』『給料』に対する意識の差を感じます
一瞬不動産の専門用語使うけどすみませんね
大手さんに勤めている取引先の方は、よく僕に対して
「土地謄本と建物謄本を一通り取っておいてください。それをすべてメールで送ってください」
※土地謄本:土地の所有者等の情報が分かる証書
※建物謄本:建物の所有者等の情報が分かる証書
というお願いを簡単にされるのですが
その発言は「謄本を取るにもお金がかかる」ということを忘れていなければすることができないものです
取引先の人は意識せずその言葉を用いているようですが、僕はその態度は一切間違っていると思います
「費用は会社が払うから」という認識でいるのでしょうが
自営業者(あるいは小規模な会社)の費用は、元をたどれば社長・役員の懐から出すという認識を持ってほしいです
費用というリスクを払って利益と言うリターンを享受する
至極当たり前のことです
その費用を自らの懐ではなく相手の懐から出してもらうのですから、懐を痛めてくれる相手に対してのそれ相応の敬意は必要になります
なので取引先には
「出していただけますでしょうか」
くらいの姿勢は見せてほしいなと思いました
会社員対会社員のやり取りであれば上述のような会話も成り立つのかもしれませんが、対社長や対役員、対自営業の方の場合はそういった点をデリケートに扱ってほしいですね
会社員も当事者意識を持つべし
会社員の方は
「費用は会社が支払うもの。だから給料分の売上さえ上げればいい」
「働いているのだから給料を貰うのは当たり前。どのくらい売り上げれば会社に貢献できているかとか考えるだけ時間がもったいない」
といった会社員意識でいると、いつまでも「給料はもらうもの」という認識のままで止まってしまいます
いつまでも「給料を稼ぐ」という行為の意味・仕組みを理解できない人生を過ごすことになります
そのため会社員の方は
「利益は売上から費用を引いた分から生み出されるもの」
「給料はその利益から捻出されるもの、即ち最低限給料分+費用分以上の売り上げを出したものだけが相応の給料をもらえる権利をもつ」
という仕事の根本システムをしっておくべきです
これがすなわち『当事者意識』です
会社員の方は一刻も早く会社員意識から脱するべきです
というより、当事者意識を持っていて損はないです
もしも会社を辞めることになり、1人で生きていくという状況になった時、きっとこの意識は自らを助けてくれるからです
不満と文句たらたらの記事になってしまいましたが
会社員の皆様はどうかこのことを心の片隅にでも留めておいてくださいませ