今の時代、一口にクレジットカードといっても多種多様なクレジットカードが存在していて一体どれを選べば良いのかがわからない。。。
そんなクレジットカードの選択基準として重要な要素の一つが「ポイント還元率」ですが、「ポイント還元率」という考え方ってわかりにくいですよね。そのため本記事では、クレジットカードのポイント還元率とはそもそもどういったものなのかと、クレジットカードを選ぶ際の注意点についてご紹介します。
- 1.クレジットカードのポイント還元率とは、利用額に対するリターンのこと
- 2.よくある勘違い:ポイント付与率とポイント還元率は別物
- 3.クレジットカードをポイント還元率の高さで選ぶときの3つの注意点
- クレジットカードのポイント還元率:総括
1.クレジットカードのポイント還元率とは、利用額に対するリターンのこと
クレジットカードのポイント還元率は一言で言うと
「クレジットカード利用額に対して何円相当のポイントが貰えるか(リターン)を示す指標」です。
例えば10万円の買い物をしたときに、1,000円相当の金券と交換できるのなら、そのクレジットカードのポイント還元率は1%になる、といった具合です。
2.よくある勘違い:ポイント付与率とポイント還元率は別物
ここで知っておきたいのは、ポイント付与率とポイント還元率は別物だということです。
まず、ポイント付与率というのは「いくら使えば1ポイントもらえるか」を表す割合のことです。例えば100円当たり1ポイント付くクレジットカードがあったとすると、そのクレジットカードのポイント付与率は1%です。
一方、ポイント還元率というのは「1ポイントで何円相当の物(金券等)に交換できるか」を表す割合のことです。冒頭でお話したのと同様に、10万円の買い物をしたときに、1,000円相当の金券と交換できるのなら、そのクレジットカードのポイント還元率は1%になります。
還元率を表した例:
付与率が高いと貰えるポイント数は多くなりますが、還元率が低いと例え貰えるポイントが多くても実際に交換できる額面は少なくなります。
ポイント付与率とポイント還元率は同じものと勘違いされることが多く、付与率に目が行きやすい傾向がありますが、これらが別物で、重視すべきはポイント還元率の方ということだけは覚えておきましょう。
3.クレジットカードをポイント還元率の高さで選ぶときの3つの注意点
どうせなら高還元率のクレジットカードを選ぼうと思いたくなりますが、実はポイント還元率が高いからといって必ずしも良いクレジットカードとは限りません。
そのため最後に、ポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶ上での注意点を3つお伝えします。
3-1.交換したい商品があるかを確認する
せっかくポイント還元率の高いクレジットカードを選んでも、自分の欲しい商品(金券等)と交換できなかったら意味がありません。自分が使いたいと思える交換先があるかといった点は必ずチェックしてください。
3-2.ポイントの有効期限を確認する
たくさんポイントを貯めても、有効期限を過ぎてしまえばポイントの効力が失効してしまいます。頻繁にポイント交換をするのであれば大丈夫ですが、不安な場合はポイントの有効期限がないクレジットカードを選ぶのが無難です。
3-3.利用額に対する年会費を確認する
ポイント還元率が高くても、年会費が高いと元が取れずに損をしてしまう可能性もあります。例えば、年会費1,000円で還元率1%のクレジットカードなら、年間10万円以上使わないと赤字になってしまいます。自分の利用額と年会費を照らし合わせた上でクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
クレジットカードのポイント還元率:総括
僕自身がクレジットカードのポイント還元率のことを全然知らなかったので、勉強の意味で記事にしてまとめてみました。僕はずっと付与率のことを還元率と勘違いしていたので、記事を書くことを通して知れてよかったです。
読者の皆様も自分に適した良いクレジットカードと出会えるといいですね。僕も探します。
おわりっ!