僕はココアが大好きで、カフェでもココア、家でもココアな生活をしてます。
カフェインが苦手な体質な割に、週に3杯はココアを飲んでいるくらい大好き。
だから粉末タイプのココアを結構ストックして賞味期限を切らしやすいんですよね。
実際、粉末ココアってどのくらいまでなら飲めるの?みたいなことについて毎度毎度調べてたので、せっかくだからココアの賞味期限についてまとめました。
ココアが好きでよくストックする人は要チェック!
ココアの賞味期限ってどのくらい?
結論からいうと、ココアの賞味期限は開封後と未開封でだいぶ異なります。たとえ商品に記載されている賞味期限内であっても、開封後であれば飲まない方がいい場合があります。
日本で賞味期限は次のように定められているので、期限をすぎたからといって必ずしもすぐに食べれなく(飲めなく)なる訳ではないのです。
定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。
参照元|農林水産省:https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/03/dl/s0327-12g_0004.pdf
簡単にいうと「おいしく飲むことができる期限」ってことだね!
ココアの場合は、開封後と未開封で実際の賞味期限に大きく差が出るので、それぞれについて説明します。
開封後のココアの賞味期限は3ヶ月程度!
ココアの場合、開封後はだいたい3ヶ月がひとつの目安になります。これは、僕の経験則による期間でもありますが、ココアメーカーの見解でもあります。
Q.開封後はどれくらいまでもちますか?
A.開封後は3ヶ月以内位を目安にお使い下さい。気温が高くなる夏場は冷蔵庫での保管をおすすめします。
参照元|片岡物産株式会社(バンホーテン):https://www.kataoka.com/contact/vanhouten.html
Q.【粉末ココア】開封後はどのくらいまで日もちしますか?
A.3ヶ月以内を目安にお使いください。
参照元|富永貿易株式会社:http://www.tominaga.co.jp/faq/purpose/handling/
保存状態によっても多少期間の前後はありますが、おおよその目安として開封後のココアの賞味期限は3ヶ月と覚えておきましょう。
開封後は3ヶ月以内に!保存状態によって前後するから要観察!
未開封のココアの賞味期限は記載通りに!
未開封のココアは、原則として商品に記載してある通りの賞味期限を守りましょう。
とはいえ、多少過ぎている程度であれば飲んでも問題ない場合が多いです。 バンホーテンも次のように答えています。
A.賞味期限が切れているのですが、飲めますか?未開封です。
Q.未開封でしたら、多少過ぎたくらいなら風味の低下をご了承いただければ、お飲みいただけます。あまり過ぎているものについては、中に含まれる脂肪分が酸化している可能性がありますので、おやめ下さい。
参照元|片岡物産株式会社(バンホーテン):https://www.kataoka.com/contact/vanhouten.html
つまり、賞味期限を多少過ぎてしまっても大丈夫な可能性が高いが、風味や味は落ちていることがあるということです。
これは僕の経験則ですが、目安として未開封であればだいたい1ヶ月程度なら過ぎても飲めることが多かったです。
ただし、匂いや味、見た目に要注意。少しでもいつもと違うなと感じたら飲まない方がいいです。よっぽど飲みたいのでなければ、もったいないけど捨てた方がおなかを壊さなくてすみます。
粉末ココア300円と腹痛予防を天秤にかけるなら、僕は腹痛予防をとります。
1ヶ月程度なら過ぎても飲めるかもだけど匂い・味・見た目に要注意!
古いココアには虫がわく!予防するには?
開封後のココアを袋を開けたまま長期間放置したり、あるいは湿度や室温が高い場所に置いておくと虫がわくことがあります。タバコシバンムシという、米などによくわく虫です。
※下に虫の画像があります
ココアを開封後にチャックをちゃんと閉めておかないと、隙間からこいつが進入します。しかも、放置すると幼虫も生まれてしまうので開封しっぱなしで長期間たったココアは躊躇なく捨てましょう。
粉が白っぽくなってるのは虫?
粉が白っぽく固まっているのは「ブルーム現象」と呼ばれるもので、脂肪分を多く含むココアやチョコレートに見られる現象です。
直射日光や高温、急激な温度変化によって粉末ココアの脂肪分が溶けて固まることで起こります。飲んでも体に害があるわけではないですが、風味が落ちることがあります。気になるようであれば取り除いて飲むことをおすすめします。
ダマができているのは大丈夫?
粉末ココアの粉は細かいので、持ち運んだときの振動などで固まってしまうことがあります。
風味などには影響がないので安心してください。気になるようであればスプーンで軽くほぐしてから使いましょう。
ココアの保管方法
基本的には、未開封の場合も開封後も冷暗所に保管しましょう。温度変化をさけるために、直射日光が当たらなくて、気温と湿度が高くない場所が良いです。
また、一度開封した場合、たとえ袋にジッパーがついていてもココアの粉がはさまってしまい、しっかりと閉まらないことがあります。そのため、開封後は虫や水分が進入することを防ぐためにも、ジップの部分についている粉をはたき落としてから閉めましょう。
理想としては、もし可能であればタッパーのような密閉容器に入れて保管できたらベストです。
冷蔵庫や冷凍庫に保管していいの?
冷暗所と聞いて冷蔵庫や冷凍庫を思い浮かべる人もいると思いますが、ココアの種類によっては冷蔵庫に保管すると風味が損なわれてしまう場合があるので注意してください。
ミルクココア・調整ココアは冷蔵庫も可!
通常のミルクココアの場合は、冷蔵庫で保管しても問題ありません。特に、夏場は部屋の室温も湿度も高くなるので、部屋の気温変化が大きいようであれば冷蔵庫・冷凍庫・野菜室などに保管することをおすすめします。
夏でも部屋が涼しいよ!という人は、冷蔵庫じゃなくても問題ありません。
ピュアココア(純ココア)はなるべく冷蔵庫・冷凍庫を避ける
ピュアココア(純ココア)はココアの純度が高く、急激な温度変化によって湿気を吸収してダマになりやすくなってしまうため、冷蔵庫や冷凍庫での保存は控えた方が無難です。
ですが、高温多湿となる夏場は冷蔵庫で保管した方が良いでしょう。
まとめ|不安に感じたときは捨てよう
ココアの賞味期限について詳しく書きましたが、結論としては不安に感じたら捨てよう!ってことです。
たしかに捨てるのはもったいないと感じますが、我慢して飲んで万が一お腹を壊したらとてもつらいです。ココアにトラウマを感じちゃうかもしれません。
なので、個人的には飲めるかどうか迷ったら捨てることをおすすめします
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