内見・内覧に関する疑問を元不動産営業マンがお答えします。
内見・内覧したのに契約しないのはダメ?
結論からお伝えすると契約しなくても問題ありません。
内見というのは恋愛でいうデートと同じです。
物件とのデート(内見)を通して、図面やネットの情報、営業マンの話では伝わらなかった家の良さ・悪さを知ることができます。
デートをする前に結婚はなかなかできませんよね?
また「デートしたら結婚しなきゃダメ!」が違うのと同じように、「内見したら契約しなきゃダメ」というのも違います。
中には「営業マンの時間を割いてしまうのでは?」と心配される方もいますが、大抵の営業マンは「契約は決まらないのが当たり前」という心づもりで仕事をしているので、成約に至らなかったとしても気にしません。
だから気兼ねなく内見を申し込んでください。
契約しなくても全然平気!
内見・内覧のために不動産屋をハシゴするのは?
見たい物件が複数ある場合、管理会社が別!なんてことはよくあります。
不動産会社もそのことはよくわかっているので、ハシゴするのはまったく問題ありません。
むしろ「あそこの物件は礼金0だったんですけど、こっちもそうなりませんか?」のように交渉材料として使いましょう。
内見・内覧して契約しない場合の注意点
内見して契約しないというのは全然OKなのですが、ひとつだけ注意点があります。
必ず誠意を持って対応しましょう。
たまに趣味として内見をして回る人を見かけますが、そういった行為は不動産屋さんにとっても大家さんにとっても迷惑になるのでやめましょう。
でも引越しを考えていて「住みたいかどうかはわからないけど見てみたい」という動機で内見をするのは大丈夫です。
「住みたいと思っている家しか見ちゃいけない!」という訳ではないので、家の選定はお気軽に。
契約しない場合の謝礼は必要?
契約した場合もしない場合も謝礼の必要はありません。
不動産屋はそれが仕事ですので気を遣わなくても大丈夫です。
スーパーの試食売り場で試食品を食べたからって謝礼を渡さなくていいのと同じです。
気兼ねなく内見に集中してください。
よっぽど素敵な営業マンや会社に出会えたら何かを贈ってあげるのもいいと思います。喜びます。
僕にもお菓子ください!
おわりに
内見する機会なんか数年に一度しかないので、どうせなら面白そうな物件を全部見てしまいましょう。
気は遣わなくていいんです。
自分の人生に大きく関わることです。
自分を最優先に考えてください。
内見、楽しんでくださいね。