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内覧と内見の意味の違いは?元不動産営業マンがこっそり教える豆知識

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内覧と内見の意味の違いを解説

内覧と内見の意味の違いは?

結論からお伝えすると、内覧と内見の意味に明確な違いはありません。

どちらも同じく「物件を実際に見学すること」という意味で使われています。

 

内見は内部見学の略といわれていますが、内覧については正式名称がありません。

(内部展覧会や内部観覧が語源という説が有力です)

 

現場経験上の感覚だと、「内見」は賃貸物件で多く使われるのに対し、「内覧」は新築物件やモデルルームなどで使われることが多いです。

 

店舗や事務所といった事業用物件では賃貸物件であっても「内覧会」という言葉を使うことがありますが、一般的には「内覧会」という言葉は、新築中古関わらず売買物件の見学会に使われます。

不動産屋さんに話すときは「内覧」「内見」どっちで話せばいい?

内覧と内見はほぼ同じ意味なので、どちらの言葉を使っても構いません。

 

会社や営業担当者によって内覧という言葉を使う人と内見という言葉を使う人にわかれますが、基本的にはどちらの言葉を使っても通じるので問題ありません。

 

もし気になるようであれば、不動産営業の担当者が会話で使っている言葉と同じ言葉を使うと違和感がなくなると思います。

 

物件を見学したいときは「内覧を希望します」「内見を希望します」どちらでも問題ありませんので、用語を間違っていないだろうかと不安がらずに安心して臨みましょう。

おわりに|内覧・内見をするときは準備してから臨もう

内覧・内見は、基本的には何も準備しなくてもすることが可能です。

 

ただ、何も準備しないで見学する場合と準備してから見学する場合とで感じるものや見えるものがだいぶ異なります。

 

服装や持ち物などについては別の記事で紹介しますが、僕は最低限「どうしても譲れない条件を3つまで決める」ことをおすすめしています。

 

独立洗面台が欲しい!

トイレはウォシュレット月がいいな。

ベランダは広くないといやだ!

やっぱり南側がいい。

コンロは3口が理想かな。

 

内覧・内見をするときはどうしてもテンションが上がって、理想のお部屋像をどんどん膨らませてしまいます。

 

でも実際は、理想を100%叶えるお部屋などほとんどないのが現実なので、理想の6~7割程度を叶えるお部屋が見つかれば万々歳といったところです。

 

その一つの基準が「どうしても譲れない条件を3つまで決める」ことです。

 

内覧・内見に臨む前は、自分自身あるいはご家族で「どうしても譲れない!」という条件を3つ決めてから見学しましょう。