スーパーで肉を買うとき、どんな肉が鮮度が良い肉なのかすごく悩む。
なんとなくドリップ(汁)がなければいい肉みたいな情報は前から知ってたけど、それくらいしかわからなくて見分け方がわからないのよね。
だから僕は、精肉店・食肉会社・日本食肉消費総合センター・全国食肉生活衛生同業組合連合会・牛肉協議会など、あらゆる信憑性の高いところからとことん情報を仕入れてきた。
ここでは、僕がまとめた肉の選び方・見分け方についての情報を書いておきます。
日頃スーパー行かれる方は必見ですよ!
抑えておきたい|肉の見分け方・選び方の基本ポイント
肉の種類によって、鮮度のいい肉の見分け方は異なりますが、どの肉にも共通しているポイントがあるので紹介します。
肉汁(ドリップ)が出ている肉は避ける
有名ですが、肉汁(ドリップ)が出ている肉は鮮度が落ちているので避けましょう。
スーパーで買う場合は、だいたいパックに入っていると思いますので、そのパックを傾けて見るとわかります。
あまりにも肉汁が多いようだったら避けましょう。なるべく、ほとんど肉汁が出ていないものを選ぶと良いでしょう。
黒ずんでいる肉は避ける
生肉は、長い時間空気に触れ続けると酸化して黒くなります。
褐色に黒ずんだ肉はなるべく避けましょう。
基本的には、鮮やかな赤色・ピンク色をしている肉が新鮮です。
鶏肉の見分け方・選び方のポイント
鮮度の良い鶏肉の見分け方・選び方のポイントは2つあります。
1つは皮の色を見ること、もう1つは肉の色を見ることです。
皮の色が黄色い肉は鮮度が良い
鶏肉の皮の色は、黄色い方が鮮度が良いことが多いです。
白い方が綺麗に見えますが、白いほど鮮度が落ちている証拠なので、白っぽいものは避けましょう。
また、皮の毛穴は、ブツブツとはっきり盛り上がっているものの方が鮮度が良い傾向があります。
肉の色が鮮やかなピンク色なら鮮度が良い
鶏肉の場合は、肉の赤身部分の色が鮮やかなピンク色で、みずみずしさがあるようなものが鮮度の良い傾向があります。
逆に、透明感がなく、色が黒ずんでいるような肉は古いので避けましょう。
また、パックのラップ部分に水分がたくさん付いているものも鮮度が落ちているので避けた方が無難でしょう。
においがきついものは避ける
生臭いにおいがする鶏肉は、鮮度が落ちているので避けましょう。
豚肉の見分け方・選び方のポイント
豚肉の場合は、 主に肉と脂肪部分の色を見るのがポイントです。
肉の部分は、やや淡いピンク色で、みずみずしいツヤと粘りがあるものがおすすめです。
古くなると灰色が強くなるので、灰色の豚肉は避けるとともに、真っ赤な豚肉も成長しすぎてあまり美味しくないので選ばないようにしましょう。
脂肪の色が白または乳白色のものが理想です。黄色っぽく変色しているものは鮮度が落ちているので避けましょう。
牛肉の見分け方・選び方のポイント
鮮度の良い牛肉を選ぶときは、赤身の色・脂肪の状態・霜降りの状態の3点をポイントにしましょう。
赤身部分の色は鮮やかな赤色がベスト
牛肉の赤身部分は、鮮やかな薄い赤色のものが良いでしょう。特に、ツヤがあるものの方が新鮮です。
赤身の色があまり真っ赤な場合は、歳をとった牛で、赤身の色が薄すぎる場合は、若すぎる牛の可能性があるので避けましょう。
脂肪の色は白がベスト
牛肉の脂肪部分の色は、白色の方が新鮮な傾向があります。黄色っぽく変色しているものは、鮮度が落ちているので避けましょう。
また、脂身と赤身の境目がはっきりしている牛肉は鮮度が良いです。
脂肪がボロボロだったりパサパサしていたりすると、鮮度が落ちている可能性が高いので避けた方が無難です。
霜降りがキレイで多いものがベスト
牛肉を選ぶ上で、霜降り部分を見ることは非常に重要なポイントです。
赤身と霜降りの部分を見たときに、霜降りが多い肉の方が美味しい傾向があります。
また、なるべく霜降りが細かい方が良いでしょう。
スーパーの肉の見分け方・選び方のまとめ
肉の種類によっても、鮮度の良い肉の見分け方・選び方は変わりますが、すべての肉に共通することは
◯ドリップがないこと
◯色が鮮やかであること
◯ツヤがあること
この3つのポイントですね。
最低限これさえ押さえておけば、外れの肉を購入することはないでしょう。
スーパーに行った際は、この記事で紹介した肉の見分け方・選び方と、実際の肉の様子を照らし合わせて見てください。
皆様のミートライフの益々のご発展をお祈りいたします。