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夢をかなえるゾウ文庫本|あらすじと感想・レビュー・評価・学んだこと

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夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ(文庫本)のあらすじ・要約

夢をかなえるゾウは1巻から3巻までありますが、僕は2巻までしか読んでいないので、2巻までのあらすじ・要約を書きます。

夢をかなえるゾウ1巻のあらすじ・要約

ごく普通の会社員、いや、何をやっても途中で投げ出してしまうダメダメな主人公が「自分を変えたい」という思いからインドに旅行に出かけ、そこであるゾウの置物(ガネーシャ)を買う。

 

帰国後に、友人の誘いで都内タワーマンションの実業家が集まる豪華なパーティに参加することになり、そこで自分よりもはるかに高いレベルで仕事・生活をしている人たちに理想と現実の差を見せつけられ、主人公の心が折れる。

 

心が折れたまま家に帰り、ゾウの置物(ガネーシャ)に「自分も変わりたい!成功したい!」と泣きすがりながら眠りにつく。すると翌朝、ゾウの置物であるガネーシャが実体化した神様の姿として主人公の目の前に現れる。

 

そして、ガネーシャは主人公を成功してお金持ちにさせるために、主人公に対して様々な課題を出していく。課題に取り組みながら成長していく主人公の姿、課題に取り組むことで何かを感じて揺れ動く主人公の心境の変化が、ユーモア溢れて面白おかしく描かれた物語です。 

夢をかなえるゾウ2巻のあらすじ・要約

お笑い芸人として成功するという夢を持ち、26歳のときに脱サラした34歳の主人公。そんな主人公があるとき、ガネーシャと名乗るおじさんに出会います。ガネーシャはただのおじさんではなく、おじさんに姿を変えたゾウの神様でした。

 

主人公は、ガネーシャから成功するための様々な教えを貰います。ガネーシャだけでなく、貧乏神・釈迦・死神といった様々な神々が登場し、それぞれの神が主人公や主人公を取り囲む人物に対してガネーシャと同様に成功するための教えを教示します。

 

1巻同様、ガネーシャたちから成功するための教えを貰い、実行する中で変わる心境をユーモアたっぷりに描いている物語です。 

夢をかなえるゾウ(文庫本)の感想・レビュー・評価

夢をかなえるゾウ1巻の感想・レビュー・評価

とにかく読みやすかったです。自己啓発本という部類に属する本ではありますが、その辺の自己啓発本とは異なり、物語・小説要素がとても強い自己啓発本です。しかも、内容がとてもユニークなので純粋に物語として楽しめます。

 

また、ガネーシャが主人公に出す課題を、実際に読み手である自分自身も実践できるような構成になっているので、実践的な自己啓発本でもあります。「靴を磨く」「コンビニで募金をする」など、本当に身近ですぐにできることが多く課題として出されているので、ハードル低く課題に望めます。

 

自己啓発本としても優秀ですし、小説としても面白い。本を読むのが苦手な方でもとっかかりやすい本です。僕は、「成功したい」「自己啓発本を読み漁りたい」と考えている人には強くおすすめします。

 

なお、物語で出ていたガネーシャの課題についてはこちらの記事をごらんください。

www.aoku-sumitoru.com

夢をかなえるゾウ2巻の感想・レビュー・評価

夢をかなえるゾウ1巻が面白かったので、つい2巻を衝動買いしてしまいました。個人的には1巻の方が面白かったし、自己啓発本としても優秀だったかなーと感じました。

 

1巻では具体的な課題が掲示されていたのですが、2巻では「教え」という形で記されているので、1巻とは若干テイストは異なります。

 

まあ、物語としては楽しめたので2巻も面白いっちゃ面白いですが、1巻のような内容を求めていた人にとっては、少しイメージずれした印象を受けると思います。

 

正直3巻を買うのは「うーん」って感じでした。

でも、物語は面白かったし、学ぶことがあったのも事実なので、夢をかなえるゾウ1巻を読んだ人は1度読んでみることをおすすめします。

 

なお、夢をかなえるゾウ2巻で出てくるガネーシャ・釈迦・貧乏神の教えについては、こちらに全て書きましたのでごらんください。 

www.aoku-sumitoru.com

夢をかなえるゾウ(文庫本)から学んだこと

夢をかなえるゾウ1巻から学んだこと

夢をかなえるゾウ1巻から学ぶことは多かったです。

合計で29個の課題が出されているのですが、すべての課題が「なるほどな」と思えるものばかりだったので、個人的には学ぶことが多かったです。

 

中でも「自分が一番得意なことを人に聞く」という課題は、実践してみてとてもよかったと感じました。

 

家族や友人に「俺って何が一番得意だと思う?」と聞きまくったのですが、案外自分では気づかない視点から見てくれてて、「自分ってこんな強みがあったんだ」と感じることが出来ました。

 

この本から学んだことは、自己啓発本は書かれていることを実践して初めて価値をなすものなのだなということです。

 

どんなにすごいことが書いてあったとしても、それを実行しなければ意味がありません。

また、どんなに当たり前のことが書いてあったとしても実行しなければ意味がありません。本を信じて実行しましょう。それが成功への近道だと感じました。

夢をかなえるゾウ2巻から学んだこと 

夢をかなえるゾウ2巻から学んだことは、自分がやりたいこと・憧れていることを追い求めることの大切さです。

 

「自分の知らへん場所は、思いもよらんかった色んな経験をさせてくれる。つまり、そこは自分が一番成長できる場所やねん。せやから、憧れる場所に飛び込んで、ぎょうさん経験して成長した人間が、自分にとって一番向いてることを見つけたとき――自分にとっても、お客さんにとっても、最高の状態を生み出すことができんねんで」

夢をかなえるゾウ2巻p.236

 

どうしても嫌いなことや苦手なこと、辛いことを頑張ればその先に成長が待ってるのだと捉えがちなのですが、実際はそうではないのです。本当は、好きなこと、憧れていることにたくさん触れて経験する中で、自分にとって本当に向いていることが見つかるのです。

 

「つらいことを頑張れば報われる」という社畜精神で生きていてもつまらないし、実際に得るものも少ない。そう生きるのではなく、本当に好きなことや憧れていることに触れる機会を少しでも多く作ることが、自分が速く成長することにつながるのだなと学びました。

夢をかなえるゾウ(文庫本)の作者・著者・出版社

作者・著者

水野 敬也:愛知県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。

公式ブログ「ウケる日記」

ameblo.jp

出版社

飛鳥新社:2007年8月 

夢をかなえるゾウのドラマ出演者・キャスト・俳優

夢をかなえるゾウはドラマ化されましたね。単発ドラマ版と連続ドラマ版。そのときの出演者は以下の通りです。

【単発ドラマ「男の成功篇」】

野上耕平(主人公):小栗旬

ガネーシャ:古田新太

田村美佳:長手絢香

森川翔太:田中聡元

野々村理恵:池津祥子

佐藤大介:橋本望

江坂直樹:金田明夫

本城敏彦:長谷川初範

氷室絢子:瀬戸朝香

鈴木社長:渡辺哲

刑事:宇梶剛士

本物のゾウ:ランディ

星野あすか:水川あさみ

ガネーシャのパチンコ仲間:上村依子・真下有紀

ナレーション:窪田等

ほか

【連続ドラマ「女の幸せ篇」】

星野あすか:水川あさみ

ガネーシャ:古田新太

野上耕平:小栗旬

坂東剛:長谷川朝晴

池上ルナ:大久保麻理子

本多加奈子:加藤理恵

田島部長:佐戸井けん太

小田原華子:桜田聖子

バーテン:西田奈津美

近藤 至:柏原収史

城島和幸:弓削智久

藤波マヤ:矢吹春奈

ナレーション:窪田等

ほか

おわりに

夢をかなえるゾウシリーズは、自己啓発本としても小説としても非常に面白い本です。一度も読んだことが無い人には読むことを強くすすめます。

是非ご一読してくださいね。

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