夢をかなえるゾウを読んだ人が課題を実践できるように、夢をかなえるゾウ1の29の課題と夢をかなえるゾウ2のガネーシャの教えを一覧にしてまとめました!
僕の私見については一切書かずに、この記事では課題と教えだけをまとめましたのでお使いください。
また、まだ夢をかなえるゾウを読んでいない人も、成功する・幸せになるためにはこれらのことを実践すればいいのかという、一つの指標としてとらえて楽しんでいただければと思います。
- 夢をかなえるゾウ1|ガネーシャの課題一覧
- 第1の課題|靴を磨く
- 第2の課題|コンビニでお釣りを募金する
- 第3の課題|食事を腹八分におさえる
- 第4の課題|人が欲しがっているものを先取りする
- 第5の課題|会った人を笑わせる
- 第6の課題|トイレ掃除をする
- 第7の課題|まっすぐ帰宅する
- 第8の課題|その日頑張れた自分を褒める
- 第9の課題|1日なにかをやめてみる
- 第10の課題|決めたことを続けるための環境を作る
- 第11の課題|毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
- 第12の課題|自分が一番得意なことを人に聞く
- 第13の課題|自分の苦手なことを人に聞く
- 第14の課題|夢を楽しく想像する
- 第15の課題|運が良いと口に出して言う
- 第16の課題|ただでもらう
- 第17の課題|明日の準備をする
- 第18の課題|身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- 第19の課題|誰か一人のいいところを見つけてホメる
- 第20の課題|人の長所を盗む
- 第21の課題|求人情報誌を見る
- 第22の課題|お参りに行く
- 第23の課題|人気店に入り、人気の理由を観察する
- 第24の課題|プレゼントをして驚かせる
- 夢をかなえるゾウ1|ガネーシャの最後の課題一覧
- 夢をかなえるゾウ2|ガネーシャの教え一覧
- おわりに
夢をかなえるゾウ1|ガネーシャの課題一覧
第1の課題|靴を磨く
「ええか? 自分が会社行くときも、仕事で外回りする時も、カラオケ行ってバカ騒ぎしてる時も、靴はずっと気張って支えてくれとんのや。そういう自分支えてくれてるもん大事にできんやつが成功するか、アホ!」
第2の課題|コンビニでお釣りを募金する
「偉大な仕事をする人間はな、マジで世の中よくしたいて純粋に思て生きてんねんで。せやからその分、でっかいお金、流れ込んでくんねん。お金だけやない。人から愛されたり、幸せで満たされたり、いっぱいいいもんが流れてくんねん」
第3の課題|食事を腹八分におさえる
「ま、腹八分はささいなことに見えるかも分からんけど、これ、今日からずっとやってみ。食べたいと思ても腹八分で必ずおさえるんや。そうやって自分で自分をコントロールすることが楽しめるようになったら、生活変わってくるで」
第4の課題|人が欲しがっているものを先取りする
「つまり、こういうことが言えるわな。『ビジネスの得意なやつは、人の欲を満たすことがとくいなやつ』てな。人にはどんな欲があって、何を望んでいるか、そのことが見抜けるやつ、世の中の人たちが何を求めているかが分かるやつは、事業始めてもうまくいく。上司の欲が分かっているやつはそれだけ早く出世する。せやろ?」
第5の課題|会った人を笑わせる
「笑わせる、いうんは、『空気を作る』っちゅうことなんや。場の空気が沈んでたり暗かったりしても、その空気を変えられるだけの力が笑いにはあるんや。ええ空気の中で仕事したら、ええアイデアかて生まれるし、やる気も出てくる。人に対して優しゅうなれるし、自分のええ面が引き出される。それくらい空気いうのんは大事やし、笑いって大事なんやで」
第6の課題|トイレ掃除をする
「トイレ掃除をする、ちゅうことはやな、一番汚いところを掃除するっちゅうことや。そんなもん誰かて、やりたないやろ。けどな。人がやりたがらんことをやるからこそ、それが一番喜ばれるんや。一番人に頼みたいことやから、そこに価値が生まれるんや。わかるか?好きなことをしろなんて言われてきたかも知らんけど」
第7の課題|まっすぐ帰宅する
「会社終わったら自由やから遊んでええっちゅうわけやないねんで。むしろ逆やで。会社が終わったあとの自由な時間ちゅのはな、自分がこれから成功していくために『自由に使える一番大切な時間』なんや」
第8の課題|その日頑張れた自分を褒める
「これからはな、毎日寝る前に、自分がその日頑張れたこと思い出して『ようやったわ』ってホメや。一日のうち、絶対一つは頑張れてることあるから、それを見つけてホメるんや。一日の最後はな、頑張れんかったこと思い出して自分を責めるんやなくて、自分で自分をホメて終わるんやで。そうやってな、頑張ったり成長することが 『楽しい』ことなんや、て自分に教えたるんや」
第9の課題|1日なにかをやめてみる
「(時間が)ぱんぱんに入った器から何かを外に出すんや。そしたら空いた場所に新しい何かが入ってくる。それは、勝手に入ってくるもんなんやわ。たとえば、自分の周りで会社辞めたやつも、意外としぶとう生きてるやろ。それは、会社辞めることで空いた器に何か新しい仕事が入ってきとるからやねん」
第10の課題|決めたことを続けるための環境を作る
「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。具体的な、何かをな」
第11の課題|毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
「意識や内面を変えることは難しゅうおます。そやけども外見は変えられるんです」
第12の課題|自分が一番得意なことを人に聞く
「自分の仕事が価値を生んでるかを決めるのはお客さん、つまり自分以外の誰かなんやで」
第13の課題|自分の苦手なことを人に聞く
「この世界に闇がなければ光も存在せんように、短所と長所も自分の持っている同じ性質の裏と表になっとるもんやで。たとえば、ひとりの作業が好きなやつは、人と会うと疲れやすかったり、逆に人と会うのが好きなやつは、ひとりの作業に集中することができへんかったりするもんや」
第14の課題|夢を楽しく想像する
「誰に言われるでもなく、勝手に想像してワクワクしてしまうようなんが夢やねん。考えはじめたら楽しゅうて止まらんようになるんが夢やねん」
第15の課題|運が良いと口に出して言う
「自分にとってうれしゅうないことが起きても、まず嘘でもええから『運が良い』て思うんや。口に出して言うくらいの勢いがあってもええで。そしたら脳みそが勝手に運がええこと探し始める。自分に起きた出来事から何かを学ぼうと考え出すんや。そうやって自然の法則を学んでいくんや」
第16の課題|ただでもらう
「どんな小さいことでも、安いもんでも、とりあえず何でもええから、ただでもらったりしてみい。それ意識してたら自分のコミュニケーション変わってくるで。言い方とか仕草一つとっても気い遣うようになるで」
第17の課題|明日の準備をする
「一流の人間はどんな状況でも常に結果を出すから一流なんや。常に結果を出すにはな、普通に考えられてるよりずっと綿密な準備がいるねん。ええか?ワシは明日の富士急ハイランドのスケジューリングを通してそのことを自分に教えたってんねや」
第18の課題|身近にいる一番大事な人を喜ばせる
「人間ちゅうのは不思議な生き物でな。自分にとってどうでもええ人には気い遣いよるくせに、一番お世話になった人や一番自分を好きでいてくれる人、つまり、自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱うんや。たとえば・・・・・親や」
第19の課題|誰か一人のいいところを見つけてホメる
「成功したいんやったら絶対誰かの助けもらわんと無理やねん。そのこと分かってたら、人のええところ見つけてホメるなんちゅうのは、もう、なんや、大事とかそういうレベルを通りこして、呼吸や。呼吸レベルでやれや! 二酸化炭素吐くのと同じくらいナチュラルにホメ言葉言えや!」
第20の課題|人の長所を盗む
「ええか、こう考えてみい。マネするんはな、お客さんを喜ばせるためなんや。人を喜ばせるという目的に照準が合うてたら、人のマネすることなんに恥ずかしさなんか感じへんのや。いや、好き勝手パクってええってことやないで。たとえば同業者のやってることマネさせてもらうんやったら、それなりに筋通さないかんこともあるやろ。でもな。早う成長して、早う技術覚えて、もっと多くの人をもっと喜ばせたいいう思い、それが何より大事なんや」
第21の課題|求人情報誌を見る
「自分の『これや!』て思える仕事見つけるまで、もう他のもんかなぐり捨ててでも、探し続けなあかんねん。収入が不安定とか、恋人や親が反対するとか、そんな悠長なこと言ってる場合ちゃうで。仕事まちがえたら、それこそ一生棒に振ることになるんやで」
第22の課題|お参りに行く
「ええか?成功したいと心から思とるやつはな。何でもやってみんねん。少しでも可能性があることやったら何でも実行してみんねん。つまりやな、『バカバカしい』とか『意味がない』とか言うてやらずじまいなやつらは、結局そこまでして成功したくないちゅうことやねん」
第23の課題|人気店に入り、人気の理由を観察する
「お店はな、自分らが『おいしいわあ』『気持ちええわあ』て思う場所であると同時にな、優れたサービスを学ぶ場所でもあるんや。これからは、ただ店に入って飯食ったりジュース飲んだりするだけやなしに、その店がどんなことしてお客さんを喜ばせようとしてるか観察せえよ」
第24の課題|プレゼントをして驚かせる
「お客さんの一番喜ぶんはな、『期待以上だった時』やねん。お客さんいうのは『だいたいこれぐらいのことしてくれんのやろな』って無意識のうちに予想してるもんやねん。で、その予想を超えたるねん。ええ意味で裏切んねん。サプライズすんねん。そうしたらそのお客さんめっちゃ喜んでまた来てくれるんやで」
夢をかなえるゾウ1|ガネーシャの最後の課題一覧
最後の課題1|やらずに後悔していることを今日から始める
「みんな知ってんねん。やりたいことやって後悔せんような人生送ったほうが幸せになれるてな。でもやらへんねん。何でや?それは、今の自分と同じこと考えてるからや。収入。世間体。不安。同じやで。人を縛っている鎖なんてみんな同じなんや」
最後の課題2|サービスとして夢を語る
「みんなが、自分の夢を聞くのが楽しいて思えるのが理想的やねん。ぎょうさんの人が聞きたい夢いうんはな、世の中がそれを実現することを望んでるいうことやろ。そしたらその夢、かなえるのめっちゃ簡単やがな。なんせその夢はみんなが応援してくれる夢なんやから」
最後の課題3|人の成功をサポートする
「ええか?自分が本当に成功したかったら、その一番の近道は、人の成功を助けること、つまり・・・・愛やん?」
最後の課題4|応募する
「世の中に、どんだけぎょうさんの仕事がある思てんねん。しかも、その才能を判断する人、どんだけおる思てんねん。確かに、なかなか自分の才能は見出されんかもしれへん。けどな、それでも可能性を感じるところにどんどん応募したらええねん。そこでもし才能認められたら、人生なんてあっちゅう間に変わってまうで」
最後の課題5|毎日、感謝する
「自分の中に足りんと感じることがあって、そこを何かで埋めようとするんやのうて、自分は充分に満たされている、自分は幸せやから、他人の中に足りないことを見つけ、そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ、自分が欲しいと思っていた、お金や名声、それらのすべてが自然な形で手に入るんや。だってそうやろ?自分らは、お金も、名声も、地位も、名誉も、自分で手に入れる思てるかも分からんけど、ちゃうで。むしろ逆やで。お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部、他人がお前に与えてくれるもんなんや」
夢をかなえるゾウ2|ガネーシャの教え一覧
図書館に行く
「仕事、お金、人間関係、幸せ……人間の悩みなんちゅうのはいつの時代も同じや。そんで本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。その『本』でも解決できへん悩みちゅうのは何なん?自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん?自分は悩みのガラパゴス諸島なん?」
人の意見を聞いて直す
「自分、ワシと最初に会うたとき言うてたやろ。『僕には才能がない』て。せやったら、それを一番の強みにせえ。自分で才能がないて思うんやったらお客さんの意見聞いて、直して直して直しまくるんや。そしたら必ず天才を超えられる日が来るからな」
締切りをつくる
「やっぱり人間ちゅうのは追い込まれると思いもよらん力発揮するもんやなぁ。自分も、さっきの舞台の集中力すごかったやん」
つらい状況を笑い話にして人に話す
「失敗したことや、恥ずかしいこと、みじめな状況ちゅうのはできるだけ人に話して笑いにしてったらええねん。そしたら人目を恐れずに色んなことに挑戦できるし、自由に生きることができるんやで」
優先順位の一位を決める
「まぁ、人生で何を大事にするかは人それぞれや。でもなぁ……このガネーシャが目指すんは天下や!どんだけ多くの屍踏み越えてでも、ワシはお笑いの天下を取るんや!」
やりたいことをやる
「自分の知らへん場所は、思いもよらんかった色んな経験をさせてくれる。つまり、そこは自分が一番成長できる場所やねん。せやから、憧れる場所に飛び込んで、ぎょうさん経験して成長した人間が、自分にとって一番向いてることを見つけたとき──自分にとっても、お客さんにとっても、最高の状態を生み出すことができんねんで」
金無幸子の教え
楽しみをあとに取っておく訓練をする
「目の前の誘惑を我慢できない人というのは……『楽しみはあとに取っておいた方がより大きくなる』という経験をしたことがないのでしょう。たとえば──お金は使わずに貯金できる人は、我慢強い人というよりはむしろ、通帳にお金が貯まっていくのを見たり、そのお金で買えるものを想像する楽しさを知っている人なんだと思います。結局、人は楽しいことしか続けることができませんから」
プレゼントをする
「貧乏神の間に伝わる格言で『貧乏人にプレゼントをさせるな』というものがあります。プレゼントをするというのは自分でお金を出して相手を喜ばせようとする──仕事とは逆の行為です。でも、プレゼントをして相手を喜ばせる経験をすれば『自分以外の誰かを喜ばせることは楽しい』と感じられるようになるからです」
他の人が気づいていない長所をホメる
「『言葉』というのは、その人の一番最初の行動ですからね。私たち貧乏神は人間を見るときは言葉に注目するのです。(中略)貧乏神から嫌われるのは『他の人が気づいていない長所をホメる』という行動です。そういうホメ方をされてうれしくない人はいませんから」
店員を喜ばせる
「多くの人が、お客さんというのは単純に『お金を払う人』だと思っていますが、それは違います。たとえばお金を払って食べ物を買ったとしても、食べ物を売っている人に『ありがとう』とか『おいしかったです』とか声をかける人は店員さんを喜ばせています。そうではなくて、『お金を払っているんだから喜ばせてもらって当然』と考えて偉そうな態度を取る人が『お客さん』なんです」
自分が困っているときに、困っている人を助ける
「ハローワークのネタをしたとき勤太郎さんの心から不安が消えていったのは、『他人の不安を消してあげよう』としたからなんです。他人に対して『お金がなくても大丈夫だよ』と言ってあげることで、同時に、自分の中にある『お金がないと困る』という不安を消すことができるのです。(中略)だから、自分が困っているときに人を助けてあげられる人は、『困っている』という感情から抜け出すことができます。そして、そのとき人は──大きく変わります。当たり前のように、人を喜ばせることができるようになるのです」
欲しいものを口に出す
「自分の欲求を口に出すと、他人の欲求とぶつかります。いい人ではいられなくなります。でもそうやって欲求をぶつけながら、それでもお互いが喜べる道を見つけていくこと──それが、成功するための秘訣なのです」
日常生活の中に楽しみを見つける
「お金で買える喜びはすべて──素敵な服も、おいしい食べ物も、優雅な部屋も、豪華な旅行も──他人が作ったものです。でも、どんなにつらい状況でも、それを楽しもうとする気持ちさえあれば、人は、自らの手で喜びを作り出すことができます。お金がなくても、人は幸せになることができるんです」
釈迦の教え
つらいとき、自分と同じ境遇にいる人を想像する
「なぜ職を失うことが苦しいのか。それは、『自分だけが苦しんでいる』と考えるからだ。しかし周りを見てみなさい。多くの人が職を失って悩んでいる。そして職を失った者だけではない。今、職を持っている者たちも、また同じように、いつか収入を失うかもしれないと怯え苦しんでいるのだ。苦しみを持たない人間はいない。そのことを決して忘れてはいけないよ」
おわりに
夢をかなえるゾウは、自己啓発書であり読みやすい小説でもあります。その辺の自己啓発書とは異なり、楽しく学べるし、より具体的な実践項目も教示されているので、自己啓発書としての役割も十分果たしています。
ユーモアもあり学ぶこともあり、とても面白い小説です。まだ読んでいない方はぜひご一読してみてください。
すでにお読みの方は、このページをブックマークに保存して、実際にガネーシャの課題を実践していきましょう!
僕も実践頑張ります!