プロ居候家のすみとおるあお(@sumitoru_ao)です
僕はこれまでに10人以上の友人宅に居候させていただきました(←誇れない)
大学時代には片道2時間以上かけて通学していたこともあり、早朝に大学に行かなければならない日が続くときは大学の近くに住む友人にお願いをして、居候をさせていただいてました
実は、社会人になった現在も、うつ病の治療の一環として、実家で受けるストレスから逃れるために友達の家に居候しています。
友達にはとても感謝しています
居候する上で大切なこと
始めに大事なことを伝えます。
居候する上で大切なのは常に貢献する意識を持つこと
居候というのは、衣食住という人間が生きる上で重要な三大要素の1つ【住】という環境を無償でプレゼントしてもらっているようなもの!
そんな大切な要素を一方向(無償)でもらい続けていたらいつかバランスが崩れます
そのため、居候であるこちらからも常に何かをプレゼントし続ける必要が出てきます。
それを念頭に置いた上で具体的な実践方法をご紹介します。
正直これさえ押さえておけばどこでも居候できると思っておいてください
居候するときの心構えとコツ
心構え1:掃除をする
暇を見つけては部屋を掃除しましょう!
リビング、トイレ、風呂、キッチン、どこでもいいですが目で見てわかるくらい綺麗にしましょう。
ちなみに特に効果が高いのは【トイレ】【風呂】です。
水回りの中でも良く使う場所で、しかも普段は掃除するのに一苦労する場所だからこそ、家主としては嬉しく感じます
掃除用具は家主のものを使ってもいいですが、特段自分が使いやすいものやお気に入りがあるのであればそれを用意しておくのもいいと思います
心構え2:挨拶をする
「は?どゆこと?」
と思うかもしれませんが、コレめっちゃ大事!!!
日常生活における挨拶は必ずしましょう
実はこれ、結婚生活において最も大事なことでもあるのですが、それについて『ビジネスパーソンのための 結婚を後悔しない50のリスト』にはこう書かれています
すれ違いを後悔する先人たちによれば、時間の長さの問題ではなく、「日常の共有」こそがすれ違いを克服する処方箋であるということです。1日30分でも1時間でも、毎日顔を突き合わせて日常を共有できてさえいれば、意外と大事には至らないのです。
ビジネスパーソンのための 結婚を後悔しない50のリスト ~1万人の失敗談からわかった夫婦の法則~p.175
結婚生活において最も大事なのは日常の時間を共有すること。
それができていれば、大きなもめごとは起きないという研究結果が出ています。それゆえに日常における挨拶は必ずすべきなのです
「結婚生活とは別物やん!」
と思うかもしれませんが、居候≒共同生活なので結婚生活と通ずるのです
朝起きたら「おはよう」
ご飯食べたら「ごちそうさま」
帰ってきたら「ただいま」
夜寝るときは「おやすみなさい」
どれも当たり前の挨拶ですが必ず言うようにしてください
心構え3:常に感謝をする
謝謝!(シェシェ)
Danke!(ダンケ)
고마워요!(コマウォヨ)
Thank you!(サンキュー)
ありがとうの言葉は常に伝えましょう
そう【常に】です
電気を付けてくれたら「ありがとう!」
お風呂湧いたよー、と教えてくれたら「ありがとう!」
明日も来ていいよ、と言ってくれたら「ありがとう!」
なにかある度に「ありがとう!」の気持ちを伝えてください
「ありがとう!」には見返り以上の効果があるからです。家主からするとそれを言ってもらえるだけで「もう少し置いておいてもいいかな」と思えるものです
ただし!
「ありがとう!」の効力には期限があります
一度「ありがとう!」を使ってから一定時間すると、その「ありがとう!」の効果はなくなってしまうのです。だから常に言い続ける必要があるのです
いくら心で感謝をしていても、相手に自分の心の中は見えない。ちゃんと表に出して、言葉という形にしましょう
心構え4:笑う
笑ってください、以上。
ほんとにそれだけです!
ムスっとした顔で過ごしていたら、同居している家主も不快な思いをしてしまいます。なので、面白いときは笑う。面白くなくても笑うようにしましょう。笑
笑顔の効果を信じてください(^^)
心構え5:卑屈にならない
居候""させていただいている""身ではありますが、卑屈にはならないでください。常に家主とは平等であることを意識しましょう
卑屈になると家主としても扱いづらくなります。自然体でいてもらった方がいいのです
これについてはタモリの居候に関するこんなエピソードがあります
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タモリは、まだ売れる前の素人芸人だった時代、知人の家を転々としていた。やがて、売れっ子漫画家の赤塚不二夫宅で居候生活をすることになる。4LDKの高級マンション、ベンツは乗り放題、さらに家主である赤塚不二夫から月20万円の小遣いまで支給されるという破格の待遇で。―――
それに対し、タモリは恐縮するどころか当たり前のように振る舞っていた。しかし、赤塚不二夫はそんなタモリを「堂々と居候しているのがいい!」と褒め称えたそうです。
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さすがにこんな例は滅多にありませんが、家主としては恐れおののかれるよりも、一人間として対等な立場で生活出来た方が気を使わずに済みます。なので、立場上は下であっても決して卑屈にならなくても良いのです
居候の心構えとコツ:まとめ
大事なことなのでもう一度言いますが
居候する上で大切なのは常に貢献する意識を持つこと
卑屈になるなとは言いつつも、立場はあくまで居候
「居させていただいている」ということを忘れないでください
その上でいかに家主に価値を感じてもらうかというところを意識して生活することができれば、どこへ行っても居候することができます。
もう立派なプロ居候家です
居候を考えている人もホームステイを考えている人も、よかったらこの記事を参考にしてみてくださいね!
おわりっ!