極めるひとほどあきっぽい
これは僕の好きな本の一つです
好奇心旺盛で飽きやすい性格だったのがコンプレックスだった当時
暗中模索している中で偶然出会った本です
この本からはたくさんの刺激をもらいました
その中の1つに
「ひとの成長は直線的ではない」
という言葉があります
この一言が、僕がこの本に魅きつけられた大きなきっかけです
成長曲線は一次関数でも二次関数でもない
引用元:http://manapedia.jp/text/906 と http://www2.edu-ctr.pref.okayama.jp/math/102/10206.html を基に作成
この本の著者は、家庭の事情により小学校時代に何度も転校を繰り返し
あるときとうとうアメリカにいくことになりました
転校した当時は10歳
初めての海外なので英語も当然わからず
授業はおろか会話もちんぷんかんぷんだったそう
もちろんアメリカに移住してからは日々英語を学んではいましたが
一年たっても全く理解が出来なかった
ところが、それから少したったある日、
突然周囲の会話も授業内容も聞き取れるようになった
まるで、ジグソーパズルの最後の1ピースが埋まったかのように
このエピソードを知ったとき、
僕は高校時代、化学のY先生に言われた言葉を思い出しました
「おー、青年諸君! いいか! 勉強してるからって少しずつ成績が上がるわけじゃないからな! ある時までは無変化で、そのある一点を超えると突然結果が出るんだ! だからそれまで我慢だ!諦めるんじゃないぞ!」
僕は高校入学当初、英語が大の苦手で偏差値が45
進学校だったためそれは致命的な問題で
担任や英語の先生からも面談の度に「どうするの?」と言われ続けていた
負けず嫌いな僕は、大学に進学するためではなく
「○○に偏差値で勝つため」
という不純な動機で英語を勉強することを決意
部活で帰宅が21時になるなか
例えインフルエンザにかかろうと一日も欠かさず
毎日英語を勉強し続けた結果
ある一時から急に世界がひらけて
高校3年の前期には偏差値63まで上げることができた
この実体験を得ていたから
化学の先生が言っていた言葉の意味がわかりましたし
「成長は直線的ではない」
という著者の言葉も肌で理解することができました
成長は階段のよう
引用元:http://slpr.sakura.ne.jp/qp/periodic-analytical/
成長がやってくる様子をどういう形でなら表せるか考えましたが
上記のような階段関数状のグラフが一番しっくりきました
しばらくは平行線をたどってある時にグンと急に伸びる
そしてまた平行線をたどってまたある時にグンと伸びる
ときには下降することもありますが
基本的にはこのサイクルの繰り返しだと感じています
ちょっと前から続けてることで
なかなか成果がでなくて辞めようか悩んでいるなら
あとほんのもう一踏ん張りしてみるのも良いかもしれません
あなたにも、もしかしたら突然の成長がやってくるかもしれない