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大学に行くのはオワコン?これからは学歴に価値が無くなるのか

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まだ

プロブロガーの「イケハヤ」さんや「はあちゅう」さんが大学に行くのは辞めた方がいいという主旨の発言をしていて、一時期界隈ではいろんな議論が飛び交っていました。 

ご本人たちの一通りの発言を見たところ、彼らは必ずしも「大学行かずにサロンに行くこと」や「大学辞めてサロンに行くこと」が唯一の答えだといったことを伝えているわけではないように感じました。

 

あくまで彼らは彼らが生きてきて感じたことをただ発信しているだけなのではないかと。

 

しかし、「大学はオワコン」などといったやや煽るような言葉選びをしていたことと、大学辞めた後の選択肢としてブログのサロンへ入会することがベストであると受け取ってしまいやすい文章に見えたことが気になりました。

 

大学をやめるべきかどうかについて、ドクダミさんの記事を見てぼくはぼくの意見を述べようと感じたので書きます。

www.dokudamiyoshiko.com

大学通っている人は大学行きながら諸活動もありだよ

結論からいうと、僕は大学に入学しているのならわざわざ理由なく中退せずに、大学行きながらサロンなりなんなりの活動をすれば良いと考えています。

だって大学ってとても特殊なところなんですよ。みすみす大学というカードを捨てるのはもったいないです。

 

なんてったって「学生」っていうだけでいろんな恩恵が受けられます。

・企業のトップの人と会える機会がある
・最先端の研究をしている大学の教授と簡単にアポが取れる
・インターンという名目で好きな企業で働くことができる
・学食がやすい←
・半強制的に勉強できる(自律力が未熟でも引っ張っていってもらえる)
・研究という名目で行政や企業と共同プロジェクトを経験できる
・「サークル」という趣味を強制的に磨くサロンに入れる
・古い文献もある図書館が使い放題
・留学のハードルが下がる
・損得勘定のない純粋な友達を作りやすい
・学生ブロガー、学生起業家など、ブランディングができることがある...etc

頭がいい人達や仕事ができる人から見たら何いってんだこいつって感じるかもしれませんが、僕は「純粋な友達ができる」というところは大事な要素だと感じました。

 

これは僕の体験談ですが、学生時代にゼミの教授の紹介で、とある有名金融機関の環境政策部門を担う方にお会いさせていただいたことがあります。

 

その時に僕が考えていた、過疎地を活性化させるような公共政策の案をお伝えしたところ「行政×NPOでこういった活動をしている地域があるから、君も一緒にやってみない?」とご提案いただき、実際に僕も行政×NPOの活動に携わることができました。

 

しかも、その活動は僕が大学を卒業したいまも大学の学生たちに受け継がれているのを聞いて、なんだか僕は嬉しかったです。

 

僕みたいな、なんの成果物もない一人間がそういったプロジェクトに対価を払わずに携わることができるのも、学生であるメリットだと思います。

 

また、大学を卒業するだけでも「●●大学を卒業するだけの力がある」というラベルを貼られるので、少なからずプラスの影響を受けます。

 

学歴はオワコンという風潮もありますが、「ハーバード大学・マサチューセッツ工科大学を卒業した」なんていったら間違いなく評価は上がるはずです。

 

先の未来でどうなるかはわかりませんが、数年後はまだ学歴"も"見る風潮は変わらないと僕は踏んでいます。 

大学に行くべきかどうか悩んでいる人はたくさん悩もう

今、大学に行こうか行くまいか、大学を辞めようか辞めまいか悩んでいる方がいたら、それは悩み抜きましょう。

 

正確にいえば、たくさんの情報の中から価値ある(と感じる)情報を取捨選択して、「自分の場合はどうするべきか」「自分はどうしたいか」を決めましょう。

 

行くべきか行かぬべきか答え教えてくれるんじゃないの?って声も聞こえてきそうですが、僕はこれが答えだというものをここで書くのは良くないと感じています。

 

個人の背景や将来像によって、大学に行った方が良いか、いますぐ働いた方が良いかは異なるからです。

 

僕は大学に行ってよかったと感じていますが、今この記事を読んでいる人に必ずそれが当てはまるかといったら否だからです。

 

大学に行くべきか悩んでいる人は

・周りの信頼できる人の意見を聴いてみよう
・本を読もう(意思決定に関する本、好きな分野の本など)
・いろんな人の体験談や同年代の人の声をネットで見てみよう

・自分が何をやりたいのか深く考えよう
・直感を信じよう
・興味のある学問があるか、心に問おう
・自分がなりたい人がどんな選択をしたのかを参考にしよう

これらのことを試してみると何かヒントが見つかるかもしれませんので、もしやっていないことがあったら試してみてください。

 

ただ、とっっっっっっても個人的な意見としては!

 

お金的に困窮していないのであれば!

 

やりたいこと、なりたい自分などが明確に見つかっていないのであれば!

 

大学に行くと考える時間が取れるし、同年代の人たちと繋がれるし、大卒の資格もらえるしなのでおすすめです。 

 

ちなみに僕はやりたいことも明確じゃなかったし、自分でコミュニティに飛び込んだりビジネスを立ち上げたりする気概もなかったので、なんとなく周りに流されつつ大学に行きましたが正直後悔していません。

 

むしろ大学に行った事によって、ネットではフィルタリングしてしまうような人たちとも関わることができて、いろんな人たちと触れ合うことができたので楽しかったです。

 

第一志望の大学ではなかったのですが後悔はしていません。

さいごに|学歴は無意味じゃないよ

学歴は無意味という意見もありますが、僕は現時点では学歴を手に入れる意味があると考えています。

 

大卒という資格を手にすることによって、この人はこういうことを学んできたのか、この人は最低限この大学を卒業出来るほどの力を持っているのかという評価の担保を受けることができるからです。

 

もしかしたら10年後などには学歴の持つ価値は小さくなっているかもしれませんが、今から4〜5年後くらい、ちょうど今大学に入学した人が卒業するくらいの時期はまだ学歴に価値があると考えています。

 

だから「学歴はオワコン」という意見は短絡的だと思います。学歴を武器の一つに盛り込んじゃいましょう。

 

もし、この記事を読んでくださっている方の中に高校生・中学生・小学生などの方がいらっしゃり

 

芝浦工業大学の建築学部で建築を学びたい!

中央大学の法学部で法律を学んで弁護士になりたい!

税理士になりたい!

医師になりたい!

薬剤師になりたい!

中小企業の経営の手助けがしたい!

いろんな地域を飛び回りたい!

 

などのプランがあるのであれば是非とも突き進んで欲しい。

 

私は大学に行って学んでから働きたい

僕は今すぐにでも働きたい

あたしは勉強が嫌いだから高校でたら働きたい

俺は勉強しかできないから大学に行きたい

 

どの選択肢も自分が正しいと感じたのなら正解です。

 

いろいろ書きましたが、大学に行くも行かないも、大学を辞めるも続けるも、最終的には誰の命令・意見にもしたがわず、自分の手で進路を掴み取ってもらえたら嬉しいです。 

 

あの人にああ言われたから!

親がこうしろと言ったから!

 

そんなことにならないためにも、最後は自分の意見を尊重しましょう。

自分の人生の進路を決められるのは自分だけです。

 

最後に僕の大好きな漫画「ぼのぼの」の言葉を紹介し、筆を置きます

目に見えてることや今知ってることだけをわかっとればいいんじゃよ。しかしそれはホントのことじゃないだろう。そしたらまた目に見えたことやわかったことをわかっとればええよ。それもまたホントのことじゃないじゃろうがの。(by オオサンショウウオ )

いいか、できなかったら別のことをやれ。それもできなかったら、別のことをやれ。(by アライグマ君のお父さん)