人気トレーディングカードゲーム「遊戯王」
そこで使われているモンスターカード
ツルプルン
彼は戦い(デュエル)においては能力が著しく低いので使い物にならない
そのため、遊戯王の世界においては弱者の最下層に位置する存在といっても過言ではない
だけど市場では高値で取引されていて
遊戯王カードが生まれた初期の頃のツルプルンは、現在では1枚約4,000円の値が付く程の価値がある
実践で使い物にならないのに何故高いのか
ツルプルンの価値の理由、それは稀少性にある
言い換えれば存在そのものが魅力ということ
人も同じで、たとえどんなに似ていようとも一人として同じ人は存在しない
言うなれば誰もが人類でただ一枚のレアカードであり、存在そのものが魅力である
仕事で結果が出ない…
身体が弱い…
頭が悪い…
豆腐メンタルだ…
職がない…
コミュニケーションができない…
恋愛が苦手だ…
怠け者だ…
親孝行できていない…
そんなだからといって
自分をさげすみ、それらを自身の減点材料にしても
それは富士山の一角をシャベルですくって削り取ろうとするようなもので
あなたの稀少性という価値にはなんの影響も及ぼさない
どこから見ても立派な富士山のままだ
だから仕事でつまずいても、目指している自分になかなかなれなくても
わざわざ無理に自分に「価値なし」のレッテルを貼る必要はない
おとしめられるのは他人からだけで充分すぎるくらい充分
せめて自分からぐらいは賛辞を贈ってあげてもバチは当たらないんじゃないかな
例え
弱くても
ダサくても
無能でも
根性なしでも
もっとぼくみたいに胸を張って生きてていいと思うよ
By ツルプルン
