僕が実家の会社を辞めるという結論に至った理由 ~死ぬ辞めを読んで~

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死ぬ辞め、読みました!

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

 

汐街コナさんという漫画家と"ゆうきゆう"さんという精神科医が共著で出した漫画です

 

 

 

この漫画ものすごく面白い!わかりやすい!

過労でうつに陥る人の気持ちを端的にわかりやすく描いています

僕自身がうつ病を経験したことがあるのでなおさら

 

 

 

題名の通り

「死ぬくらいなら会社辞めればいいのに」

という外から見た人の疑問が当事者には 実行できない理由が

脳科学・心理学・医学の検知から考察されています

 

 

 

だけど一切堅苦しくなく、純粋に漫画として普通に読めるくらい

ユーモアやウィットに富んだ構成となっていて、最後まで飽きずに読めました

表紙はエグいと感じますが、中身はそんなに重くないのでご安心を

 

 

 

重くないわけではないですが、エネルギーが奪われるようなことは一切なく

本当に楽しく読み切れることは僕が保証します(何様やねん!)

 

 

 

この漫画は

 

①自分が仕事で悩んでいる

②家族や友人、恋人が仕事で悩んでいる

③海外の友人に日本の文化(労働問題)を伝えたい

 

という人には読む価値ありのおすすめ漫画です

 

 

 

 

レビューを書こうかと思いましたがそれだと書く気がおきないので

僕が感じたことを自分の体験と交えて記します

 

 

 

 

 

消えゆく道 狭まる視界

僕も著者と同じように、先日まで残業時間月100~120時間でした

休みは週に1日あるかどうか

 

 

 

僕は実家の会社に勤めていて

上から何か命令されるわけではないけれども、経済事情により

 

基本給なしの完全歩合制

 

だったため、成果を出さなければ生きることができない環境に置かれていました

 

 

 

最初の1年間くらいは耐えられたが

2年目に入ると心身が悲鳴を上げ始めた

「転職」という道を本当なら考えても良かったのだが

自分が抜けたら会社が終わる

親が悲しむ

という強迫観念に追われ、いつしかその選択肢は塗りつぶされていました

 

 

 

もちろん自分でも自分がやばい状況にあるなとは理解できていたけれど

抜け出そうとする力は残っていませんでした

 

 

 

小さな異常 「あれ?動けない」

ある日突然、朝起きられなくなりました 

そして布団から出られなくなりました

 

 

 

体調が悪いでもなく熱があるでもないのに体がとても重かったのです

今考えるとそれは身体からの「休め」というサインと取れますが

当時の僕は「生活リズムの乱れかな」くらいにしか考えてませんでした

 

 

昼のお星はめにみえぬ

見えぬけれどもあるんだよ

見えぬものでもあるんだよ

金子みすず「星とたんぽぽ」より

 

 

 

こんな素敵な詩がありますが

これと同様に、見えない所でストレスという魔性が僕の心を蝕んでいたのです

 

 

 

たとえばあなたが音楽家で

数億円もするような高額な楽器を使用していたら

傷みが目に見えなくても毎日ちゃんとメンテナンスをするでしょう

 

どんなに仕事が忙しくても

壊れるまで使い倒すなんてことはしないはず

当たり前ですよね

楽器が壊れたら肝心の仕事ができなくなるわけですから

 

あんたの心身はそれよりもっと大切なもの

何億かけても買いなおせないもの

決して替えがきかないもの

あなた以外には守れないもの

 

見えなくても壊れないように

きちんとSOSに気がついてメンテナンスしてあげてください

 「死ぬくらいなら会社辞めればができない理由」p.51 より

 

 

 

本書にはこんな一文がありましたが

僕は視界が狭くなっていて自分の大切さと希少価値に気付けませんでした

 

 

 

「周りにはもっと苦しい人がたくさんいる」

と、何故か周りの人たちと比較してしまい、自分の心身に起きている異変に耳を傾けることができませんでした

 

 

 

取引先「深夜残業は当たり前田のクラッカー」

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比較といえば

僕が懇意にしている取引先に、Tさんと、その部下のKさんがいます

 

 

 

TさんもKさんも人間的に素晴らしい方で

まるで上司のように仕事を教えてもらうなど、いつもとてもお世話になっております

だけどあるときこんな会話になりました

 

 

 

=====

Tさん「あお(筆者)さんは夜ご飯とかどうしてるんですか?お仕事忙しいと食べれないでしょ?」

 

 

 

あお(筆者)「僕は実家暮らしなので母に作ってもらっています。帰りも遅くても23時なのでご飯はちゃんとたべますよ」

 

 

 

Tさん「......そうですか。羨ましいですね。K君は仕事が終わるのがいつも終電ぎりぎりで、1人暮らしだから帰ったらコンビニ弁当や昨晩のおかずの残りをすする毎日を送っているんですよ。涙ぐましい努力ですよね」

=====

 

 

今の僕からすれば

「あぁ、そんな人もいるんだなぁ。大変だなぁ」

 

で受け流せますが当時の僕は

「あぁ、そんな大変な人がいるんだ。僕ももっと頑張ろう」

 

でした 

 

 

比較する必要はないのについ比較して

「自分はもっと頑張れるのに頑張れていない」

と過小評価をしてしまっていました 

 

 

世の中に

あなたよりもっと過酷な状況の人はたくさんいるでしょう

もっと我慢してる人も もっと努力してる人もいるでしょう

 

でもそんなのあなたにはカンケーないよね

 

つらいのはあなた

休みたいのもあなた

辞めたいのもあなた

追い詰められて心身を壊すのもあなた

他人はなにもしてくれません

 

不幸競争には参加しなくていいです

やりたい人に勝手にやらせておきましょう 

  「死ぬくらいなら会社辞めればができない理由」p.61 より

 

 

 

本にもこうあるように、自ら好んで不幸競争には参加する必要はないです

今の僕ならこうハッキリ言えますが、当時の僕はそれがわからなかった

他の人には同じ過ちを繰り返してほしくないと強く思います

 

 

 

自分がやらねば誰「か」やる

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僕が会社を辞めず苦しんでいる理由の一つに

「辞めたら会社の利益がなくなって会社が終わってしまう」

というのがありました

 

 

 

事実、会社の利益の大半は僕が稼いでいるため

僕が抜けたら大きな損失になることは間違いなかったので

(傲慢じゃないよ!傲慢じゃないから!!)

 

 

 

だからこそ「辞める」という選択肢が視界から除外されていたんです

 

 

 

人のことを考えるのは素晴らしいと思います

人目が気になるのも人間なら当たり前のことだと思います

でも、そのために「命を落としてもいい」と本気で思う人はいないはず

 

「自分の命と人生を最優先に考える」

それができれば死ぬまで頑張ってしまうことはなくなるんじゃないでしょうか

 「死ぬくらいなら会社辞めればができない理由」p.91 より

 

 

 

だけど、それは間違っていることに気付けました

ときに自分を犠牲にして頑張ることは場合によっては尊い行為でもある

けれども、犠牲にし過ぎた結果人生が台無しになったのでは全くわけがわからない

 

 

 

人生は誰でもなく自分1人のもの

一回だけしかない

その人生を棒に振る? そんなもったいないことできないよね

 

 

 

そう気づけたんです

 

 

 

仕事は替えが効く

自分という存在だけは一切替えが効かない

結婚や夢といった将来の図面をあらためて描いたとき、そこには必ず自分がいました

自分と言う存在だけは犠牲にしてはならないと強く感じました

 

 

 

例え僕が会社から抜けたとしても誰かが僕の代わりを果たしてくれるんです

もしそうでなかったとしても

僕はもっと他の形で、僕が無理のない形で会社と父に報恩をしていきたいと思います

 

 

 

世界は、本当は広いんです

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プロローグにあるこの1ページにどれだけ救われたことか

 

 

 

世界は本当に広いです

生きてる限り道は無限に広がっています

 

 

 

会社を辞めても、ニートになっても、引きこもりになっても、実家に頼っても

必ず他の道が存在するんです

行き止まりなんてない

 

 

 

たとえ夢と繋がっているように見える今の道から外れたとしても

きっとどこかでその道は夢と繋がっている

道はどこでどう繋がるかわからない

 

 

 

本当は実家の会社にいっぱい利益を出して恩返しをしたかった

だけど辞めることでそれができなくなるわけではない

辞めても他のやり方で恩返しをできる方法がきっとある

 

 

 

僕は「書く」という行為が本当に大好きで

いつか「書く」ことを仕事にして生きていきたいといつも考えています

 

 

 

「書くことを仕事にすること」

 

「実家への恩返し」

 

 

 

この二つの条件を満たす道といつか出逢うことを常に信じながら

あらたな一歩を踏み出そうと思います

 

 

 

 

さいごに

この漫画はぜひ買って読んだ方がいいと思います

少しでも心当たりがある人は買って損はないです

なぜなら僕の購入動機がそれだったからです

 

 

 

一人でも多くの人が 自分の人生を自分の足で

自由に、楽しく歩めるようになることを深く祈りつつ、筆をおきます

 

 

 

さいごまで読んでくださりありがとうございました!!

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

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